ワタポンメモ

テニスプレイヤーをしている三野 航(Mino Wataru)です!

プロテインの間違った認識

前回の投稿でプロテインのデメリットについてお伝えしました。( https://watapon-sol.hatenablog.com/entry/2024/06/15/120000 )

しかしながら、近年の研究ではタンパク質のデメリットよりもメリットの方が遥かに多く、もっと取った方がいいのではないか?という話が出ており、1日の目安で体重1kgに対して1g~1.6gがいいと言われてましたが、1.5g~2.2gまで取っても良さそうです🤔

しかし、コレを言うと「あれ?肝臓腎臓機能に悪いんじゃなかったっけ?」と思いますよね?

今回はその「誤解」についてお伝えします。

プロテインが肝臓や腎臓に良くないという論争になった元の論文がありまして、「腎臓病の患者さんにタンパク質の摂取量を制限したら腎機能が良くなったという研究だったそうです。」⇒だから、プロテインは腎臓に負荷をかけるんだ!良くないんだ!悪だ!という誤読した人が騒いでるだけです🙄

というのも、腎臓はプロテイン代謝した時に出てくる毒性をフィルタリングしています。確かに腎機能に問題があるとpH(ペーパー)がおかしくなったり、血圧が維持できなくなったりと色んな問題はあります。

ですが、この論文は「元々腎臓機能」に異常があった人が対象になっているデータなんですね。

では、腎臓が健康な人が高タンパクの食事を取ってダメージが出たのか?というデータを調べると「ありませんでした」。

極めつけに2014年にコクラン共同計画が過去に行われた腎臓とプロテインに関する30件の実験データを精査した系統的レビューを見てみると、高タンパク食は腎臓のフィルタリング速度を上げてくれて尿から排出される尿素やカルシウムや尿酸の量を増やすそうです。

一見タンパク質を取ったせいで毒素がたくさん出ている様に見えると思いますが、逆に高タンパク食によってちゃんと腎臓が適応して処理を行えている証拠になっています。処理が行えているのであれば問題ありませんよね?という所でした。

例えるならたくさんの水を飲んだらたくさんの尿が出るのと一緒です。たくさんの水を飲んだのにいつもと量が変わらなかったらどこかしらに異常がありますよね?😂

なので、腎臓にダメージがないのであれば高タンパクな食事をとっても問題ないですよ〜という感じでした。

では、実際にタンパク質はどの量まで取っていいの?という内容について最新の情報を含めて次回お伝えしていきます。

𝑌𝑜𝑢𝑇𝑢𝑏𝑒( https://www.youtube.com/channel/UCzIVkWnEOYiFMzn_RJzfPVw )

𝙄𝙣𝙨𝙩𝙖𝙜𝙧𝙖𝙢( https://www.instagram.com/watapontennis27?igsh=MTJramh6YmduY3A0ZQ%3D%3D&utm_source=qr )

𝕏 ( https://www.twitter.com/Wata_sol )